2011年4月8日金曜日

至福の夜~渡邉琢磨LIVE

七尾旅人さんからのtwitterでの呼びかけに応えてスタートしたのが、昨夜のライブでした。

【急募】キャパ20〜50人くらいで4/7にライブ演奏可能な都内のハコを探しています。 仙台で被災したピアニストの渡邊琢磨さんが東京のチャリティイベントに出演するため4/6来るんだけど、翌日もう1本演れたら最高だなということで、七尾 から募集です!(第二候補日は4/8)

 渡邉琢磨さんに会うのは初めてだし、応募して選んでもらったわけですから責任重大だと、こちらもずいぶん緊張 しました。  
 
水曜日の夜、「ジェーン・バーキンのチャリティーライブで渡邉さんの演奏を聴き感動したので・・・」という方もいらっしゃって
定員の30人はすぐに予約でいっぱいになりました。立ち見をお願いした方もいてごめんなさい。

夜8時、ライブスタート。渡邉さんの長い指がキーボードの上を走りまわり、あるときは手のひら全体で打鍵。身体全体でまるでキーボードと格闘するように表現する。
息苦しいまでに重く、激しく迫ってきたかと思えば
カラフルにユーモラスに展開する。
カッコいい!
後半には、週に7日連絡を取り合う、という友人の本澤賢士さん(Group)がサックスで参加。
こころが震えるような、そんな時間を味わうことができました。
仙台に戻るのにお菓子をたくさん用意していた渡邉琢磨さん。「避難している人は甘いものがほしいんですよ」とのこと。
自然体で思いやりにあふれた渡邉さんの態度に、すっかりファンになりました。
そして、こんな機会を与えてくれた七尾旅人さんにも感謝です。 (liaison 周宝)
                                                                        

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